情報力

どんな仕事においてもそうかもしれませんが、
不動産業においては、特に「情報」が重要です。
そこが生命線と言っても過言ではないと思います。


2つとして同じ商品がないこの世界では、
情報がどのように出てくるかも千差万別です。


まずは、1件1件所有者が違うわけですから、
その所有者の事情によって変わってきますし、
さらにそれを扱う不動産業者が変われば、
出てくる情報にも違いがでるのはある意味当然です。


インターネットの時代に入って、そういう情報格差をなくし、
物件の情報が平等に扱われるような環境にしようと、
業界の上の方では試みられていますが、
現実には、そう簡単にはいっていません。


優良な情報は、ネットに上がるどころか、
全く表へ出ずに水面下で取り引きされることも少なくないのが現実。
何かに違反しているわけでもありませんので、
そういった水面下での取り引きが無くなることは考えにくいです。


そもそもが、不動産の話は"出会い"のもので、
運とかタイミングによるものも大きいですから、
杓子定規に話は進みません。


苦労してつかんだ情報で、これはいいかもと思っても、
お客さんが振り向いてくれない場合もありますし、
思いもよらないところから出てきた情報から
とんとん拍子に話が進むこともあります。


そこが難しいところであり、おもしろいところでもある、
と思っています。



どこにどんな情報が眠っているかはわかりません。
その情報を嗅ぎ分ける力やキャッチする力、
そしてそれを的確に発信して情報と情報をマッチングする力、
そんな"情報力"の大切さを改めて感じています。


不動産の業界は、
まだまだアナログな世界で情報が巡っているので、
この業界での情報力を高めていくには、
"地道に足で稼ぐ"みたいな要素もとても重要です。


どれだけ情報ネットワークをもつか、ですね。


デジタルだけでもだめだし、アナログだけでもだめ。
それらをいかにバランス良く使いこなせるか。
それがこれからの時代に情報力を高めていくための、
基本なのかな、と思っています。




岡山市の不動産は有限会社バルプラン