謙虚さがまちを救う!?
電車の車窓からまちを眺めていると、
一軒の家や土地がまちのほんの一部であることを認識します。
よく思うのですが、
私たちは 大きな地球の一部に
運良く住まわせてもらっているんだ、
しかも長い歴史のほんの一瞬だけ。
そう考えると、土地を所有している事が、
なんておこがましいことだろう、と思えたりしませんか?(苦笑)
何が言いたいかといいますと、
みんなが、そんな謙虚さをもてば、
まちがもっと良くなる気がするのです。
自分の土地だから何をやっても勝手だろ、
みたいなことは起こらなくなり、
街なみもきれいになる、かもしれません。
私達に与えられている「土地の所有権」が強大すぎる、
と個人的に思うのです。
どんな土地でも、そこは大切なまちの一部分、
パブリックな性格をもっているはずです。
街の一等地の空き地や空き家、
まちの性格にそぐわない建物などを見るたびに、
そんなことを考えます。