建築家よ、表へ出よ。

先週、磯崎新さんの事を書きましたが、
実は特にこの方に向けてこう言いたいのです。


建築家という職業は、
建物を設計したりその工事を監理したりするのが仕事であって、
今さらですが、社会的にとても大きな責任を負っています。


人の命を守り、まちをつくる。エライことです。



"社会の大切な役割を担っている建築家の皆さん、
もっと表に出てもっと語りましょうよ。"


そこへ何十年何百年と残っていくものをつくっている訳ですから、
(しかも多くの場合、税金を使って)
建築家は、考えていることや実際やっていることを
一般社会に対して訴えたり説明したりする責任があるはずです。


もっと積極的にメディア等に出演し、庶民に向けて語って欲しいと思います。
業界紙や出版物だけでは偏りすぎではないでしょうか。



安藤忠雄さんは、たまにテレビに出て、
大阪弁で色んな夢を語っておられますよね。
この一点だけでも、私はこの人はすごいと思います。


建築のこと、住まいのこと、まちづくりのこと・・・
こういったことを、一般の人に分かりやすく、丁寧に語っていくことこそが、
日本の建築文化やまちづくり文化を高めていくことに繋がっていくと思うのです。


メディアの側の価値観が変わる必要もありますが、
まずは建築家の皆さんが表へ出ようとして欲しいです。



建築界にも茂木健一郎さんみたいな人がいたらいいのに・・・