Aバッジでいこう


小学校の体力テストで成績のよかった子がもらえるのが、この「Aバッジ」です。
私の学校では、スポーツテストと呼んでいたような記憶がありますが、
こんなバッジがもらえた記憶はありません。


最近の学校教育は、結果を"線引き"するようなことを避けているように
見受けられる中で、珍しいご褒美なのでしょう、
3年生の息子が、このAバッジを目指してがんばっています。


種目は、私の時代とそんなに変わっていないと思います。
50m走、ソフトボール投げ、立ち幅跳び
反復横跳び、握力、体前屈、上体起こし(腹筋運動)、と
あと知らなかったのは、シャトルランという20m走を繰り返す持久力テスト。


これで全部だと思います・・・たぶん。
何せ、毎日のように家に貼ってある「点数表」を
一緒にチェックさせられていますので、種目を覚えてしまいました。


誰に似たのか、勉強よりも体育や図工にばっかり力を注いでいるようで、
これくらいの熱意で勉強したら・・・とつい思ってしまいます。



話をしていていつも思うのですが、
この「Aバッジ」が生み出すモチベーションはすごいです。
ただ点数がよかった、というだけではここまでがんばっていないでしょう。


うちの子が極端にこういう"輝かしいもの"が好きというのもあるのですが、
競い合っているようですので、みんなに"A"の力が働いているのでしょう。



スポーツ選手のように、"優勝"とか"金メダル"とかいかないですが、
いつも自分の目指すAバッジをもっていたいものです。