普通と特別


住みはじめて3ヶ月が過ぎた現在の、
コーポラティブ住宅での生活の感想です。


何か特別なことをやってきて、
特別な家をつくったような気もしていたのですが、
結局のところ、ごくごく普通に生活しています。


住み始めてしまえば、
土地や建物の権利形態がどうだ、とか
共用部分と専有部分がどうだ、とかいったことは
日々の生活に何ら関係ありませんでした。


それどころか、
共用部分につくった広場は、子どもたちを安心して遊ばせられる
ほんとにありがたい空間となっています。


やはりこれは1軒の家では実現できないものだと思いますので、
コーポラティブ住宅ならではのメリットではないでしょうか。



そして何よりも、顔見知りがお隣さんになったことが、
不思議なくらい暮らしに安心感を与えてくれています。


もう何年もこの暮らしをしているかのような
錯覚に陥ってしまうくらいです。


大げさに聞こえそうですが、本当です。
世知辛い世の中だけに、これはお金に換算できない
特別な財産だと思っています。



みんなで一斉に家をつくって暮らす、
一見特殊なようにみえるこの家づくりのカタチは、
ごく普通の暮らしと、キラリと光る「特別」をもたらしてくれています。