バイヤーズエージェントを雇おう
不動産は特殊な商品です。二つとして同じものがありません。
車や電化製品と違って、基本的にカタログも説明書もありませんし、
ネットを調べまくっても、ある特定の不動産についての商品情報や
良いとこ悪いとこなどのコメントが見つかることもまずないでしょう。
おそらく一生で一番高価な買い物なのに、分からないことだらけ・・・
どうしたらいいのでしょう?
信頼して相談できる専門家を代理人として雇うこと、
すなわち、バイヤーズエージェントを雇うこと。
これが、不動産を安全安心に納得して購入するための、
最善の方法だと考えています。
バイヤーズエージェントとは、
読んで字のごとく、買う人(Buyer)の代理人(Agent)という意味の言葉ですが、
不動産取引においては、買主側につく宅建業者のことをいいます。
常に買主の立場に立って、買主の利益を最優先に考え、
買主の不動産取引をサポートするのがその仕事であります。
そんなの当たり前のことでしょ、と言われそうですが、
この業界の慣例は、消費者にとってはありがたいものとは
言いがたいものも多く存在しています。
詳しくはここをご覧ください。
↓↓↓
http://www.eco-fudousan.com/buyersagent/buyersagent.html
そもそもこの業界で使う「仲介」という言葉が、微妙ですよね。
消費者にとっては、業者に依頼するのに
取引の仲介をしてもらう、というより代理人として取引をまとめてもらう、
といった方が分かりやすいし、業者の立場が明快だと思うのです。
それは、プロスポーツ選手が契約交渉などを代理人に
任せているのに似ています。
バイヤーズエージェントという言葉を耳にする機会が増えてきたように思いますが、
まだまだ一般的にはほとんど認知されていません。
私は、この考え方はとても大切だと考えていますので、
これから不動産の購入を考えている人には、
ぜひ知っておいていただきたいと思っています。