不動産屋になろう!

メルマガ2年目のスタートは、「不動産屋になろう!」です。


この1年、不動産や建築についてたくさんウンチクを書いてきました。
飽きずにお読みいただいた方にはご理解いただけるのではないかと思いますが、
私は不動産屋という仕事に誇りを持っています。


半人前ですが、その難しさも楽しさもやりがいも少しは分かってきました。
そんな私が世の中へ向けて言いたいこと、
それが「不動産屋になろう!」です。


まちのことが好きな人、まちのことを考えるのが好きな人たちに対して、
特に建築を学んだ人や都市計画を学んだ人たちに対しては、
声を大きくして言いたいことです。



不動産屋の仕事は、生々しく現実的でありますし、かつ創造性も求められます。
それ故にとても難しいですし、やりがいもあります。
そして何よりも社会的責任のとても大きい仕事です。


いわゆる"開発"に関わる場合は、その責任ははかり知れません。
なぜなら、その仕事の結果が少なくとも何十年、
下手したら100年という長い時間そこへ残っていくからです。


それが、まちの性格や景観を決定づけていることは言うまでもありません。



ですから、不動産屋には仕事に対する誠実さやまじめさはもちろんですが、
少なくとも都市計画や建築、まちづくりや景観などの最低限の知識は
持ち合わせていてほしいと思っています。
一番大切なのは、まちに対する愛着のような気もしますが。。。


だから逆に、儲けの事やお金の事ばかりを考える人には、
「不動産屋にならないで」と言いたいです。



そんなこと言ってて飯が食えるのかっ、と言われそうですが、
ここにはこだわっていきたいと思っています。


思いを同じくする同業者が増えてほしい。
みなさん、不動産屋になろう!