お金が世界をグルグル回ってる


アメリカに端を発した世界同時株安。いわゆるサブプライム問題・・・


なーんて書き始めると、えらい難しい金融問題でも語るのか、と思われそうですが、
この一行くらいは書けますが、それ以上は大して分かっていません。


仮にも日経新聞を購読しているので、本当はもっと語れないといけないのですが。
この問題を読んでいて、つくづく感じたのが、タイトルに書いたようなことです。
"サツタバ"が猛スピードで空を飛び回っているイメージです。


今さらですが、金融の世界には国境は全く無いですよね。
しかも金融商品が多様化しているので、世界で起こっている様々な
出来事が経済に影響を及ぼすようになってきています。


アメリカの住宅価格が下がってきたことが原因で、
世界の経済がこんなに騒ぐほど影響を受けてしまうなんて、
わかっているようでもあまり実感できません。


空を飛んでいる札束は、儲かりそうなところ目がけて急降下してきます。
岡山のような地方都市も例外ではありません。


私の営んでいる不動産業は、とてもローカルですが、
一方でグローバルな金融に乗っかった不動産業を営んでいる会社も岡山にあります。


いつも、このローカルとグローバルのギャップに悩まされます。


サツタバが舞い降りていたつくっていく建物は、
とてもローカルなもので、下手したらこの先100年残るかも知れません。
サツタバが次の儲け場所へ移ってしまった後もずっと・・・


残していくものが、持続可能なものであればよいですが、
儲けを追求するサツタバは、利回りのよいワンルームマンションを好みます。


悩ましいですが、コンクリートの塊という紛れもない現実がそこにあります。


はーーーーっ。