住まいを見つける運とタイミング


ここ何日か、中納言のプロジェクトのお客様とお話しする
機会が続いています。



その中でつくづく感じたのですが、
家を探すのは、ほんとにこの「運」と「タイミング」があるのだなぁ、
ということです。



「いまさらそんなこと言うなー」と言われてしまいそうですが、
家を探している方なら身にしみてわかることだと思います。



「一年くらい時間がかかるのが、ちょうどよかった。」
「賃貸で探していたけど、希望の場所だったので検討してみる。」
「思っていた場所になかなかなかったので、やっといい場所で見つけた。」
などなど、皆さんの事情はそれぞれ違いますが、
共通しているのは、ここが"タイミング"だと感じて
「決断」して前に一歩踏み出しているところです。



もちろんみなさんにとって希望通りの完璧な条件ではないはずです。
要は、偶然見つけた"運"を逃さなかったのだと思います。



これまた当たり前のことですが、家探し・家づくりに完璧を求めてはいけません。
何を我慢して何を得るか、リスクとリターンと言い換えてもいいと思います。



家のことは人生の一大事ですから、妥協はしたくありません。
しかし、リスクばかりを気にいていたらなかなか前に進みません。
結果的に時間ばかりが過ぎていくという、より大きなリスクを負いかねません。



何事も同じですが、家づくりも、
リスクとリターンのバランスをとりながら、
運とタイミングを逃さないこと、そして決断すること。
これにつきるような気がします。