土地も常ならず


この度の大震災で、東北一帯の地殻が東へ動いた、
というニュースはよく流れていますが、本当にすごいことですよね。


地球の大陸は長い歴史を経て現在の形になったもので、
今も大陸は少しずつ動いているのだ、ということは、
知識としては頭の中にありますが、
そんなことは実感するものだとは思っていません。


激しいところでは、何メートルも動いたといいますから、
日本の国土の形が変わってしまったのですよね。


象徴的な出来事だと思うのですが、
日本の測量の基準点である「日本経緯度原点」という
東京港区にあるポイントも20〜30センチ動いてしまったそうです。


このため国土地理院が、この原点をはじめ、各地の基準点の
緯度経度を計り直す作業を進めているようです。


私たちの身の回りでも、土地の測量や道路の造成なども
すべてこれらの基準点を基に行われていますので、
とても大切なものなのです。


ましてや被災地の復興計画をたてるのにも
この基準点が基準になるはずなので、
計り直し作業は急がれます。



考えさせられます、土地も絶対ではないのです。
土地が動くなんて普段考えませんからショックです。


しかも土地は動くだけではありません。
割れたり、陥没したり、液状化したり・・・
土砂崩れで流れたり・・・


悪いことを考えすぎてもいけませんが、
"土地も常ならず"を頭の片隅に
置いておく必要があるかもしれません。




岡山市の不動産は有限会社バルプラン