あぁ縦割り

商売柄、役所の色んな窓口に行きます。


市役所の建築指導課、開発指導課、都市計画課、資産税課や
法務局、税務署、県の不動産取得税課、などなど


ことある毎に感じるのが、この「縦割り」です。


建築指導課は建築基準法、法務局は不動産登記法という
それぞれ違う法律をベースに仕事をされているので、
仕方がないといえばそうなのですが、
同じ建物でも解釈がバラバラなのは何とも釈然としません。



不動産に関する税金は何種類もあり、
ぞれぞれに国・県・市と窓口が分かれていますが、
一様に法務局の登記の情報を利用しているようです。


何とビックリすることに、
それらの情報は、今の時代に"紙"の状態で渡されているそうなのです。
これだけIT化された中で、情報の共有が未だになされていないのです。


情報の共有といえば、ヒドイのは「地図情報」です。
国から県から市から、役所毎に別々に地図をつくっているようにしか見えません。
それぞれがどれだけお金と手間をかけているかと思うとゾッとします。



役所の縦割りなんて何十年も前から言われていることだと思いますが、
私の知る限り、抜本的な改善はされていないです。


例えば、法務局のデータベースを税務関係の役所が使えるようになるだけで、
税金がどれだけ節約できるのだろう・・・