沖縄を想う日

6月23日は沖縄の慰霊の日でした。
テレビで平和祈念式典の様子が流れていましたが、
その映像の中で久しぶりに「平和の礎(いしじ)」を見ました。



平和の礎は、終戦50年の節目の年に、
戦没者の追悼と恒久平和を祈念してつくられた石碑ですが、
初めて訪れた時の、あのずっしりとした重たい感覚は忘れられません。


整然と並ぶ黒い石。
そこに白く彫り込まれたおびただしい数の人の名前。


それが戦没者の名前だからなのかわかりませんが、
その白い字をまともに見られなかった記憶があります。


あまりの数の多さに圧倒されたのか、
そこから目をそらそうとしたのか、
自分でもよくわかりませんでした。



沖縄にはつらい過去がある、その過去と共に生きている。
そう思うと沖縄の青さと人々の明るさをせつなく感じてしまいます。



私は沖縄が好きです。
沖縄のつらさの何たるかを分かるわけではないかもしれませんが、
これからもチャンスがあれば沖縄を訪ねて
少しでも沖縄を感じていきたいと思っています。