前を向いて

改めまして、この度の東北関東大震災を被災された皆様に
心からお見舞い申し上げます。


未だ被害の全貌が明らかにならない上に、
原発の問題が解決に向かっているように見えない中、
虚脱感をぬぐいきれずにいます。


この感覚は、阪神淡路大震災の時と似ています。


私は、阪神淡路大震災を三宮近くで被災しましたが、
幸い無事で、次の日には実家へ避難することが出来ました。


その時は必死になって避難したのですが、
実家へたどり着いてからの数日間は、
「自分だけ逃げてきた」という罪悪感と
「自分は何も出来ない」という虚脱感に苦しみました。


あの時避難したことは間違ってなかったと、今は思えますが、
その時は毎日テレビの報道を見ながら、
悔やんだり悩んだりで、ぼーっとしてた記憶があります。


しかし、悩んでいる時間は長くは続かず、
神戸に戻り、自分の生活を再開し、卒業・就職と
ひたすら走り続けた気がします。


そして、神戸のまちもすごいスピードで復興をとげました。



今回も立ち止まっているわけにはいきません。
被災地を支えていくためにも、遠く離れた私たちが
がんばらなければなりません。


与えられた日々の生活に感謝し、
前に進んで行かねばなりません。


生きていかなくてはなりません。



テレビを見ていると気が沈んでいまいそうになりますが、
気合いをいれて、前を向いていこうと思います。



岡山市の不動産は有限会社バルプラン